「全造・関ブロ千葉大会速報、第1日目」
report 辻政博
ひつじcafé 11月27日より抜粋
26日(木)、27日(金)と二日間千葉大会がある。第1日目は、都県代表者会議、全小図連、全大会、全国代議員会など、全国造形教育連盟と関ブロの重要な会議があるので参加した。二日目はさすがに体調を考えて休ませていただく。関係者のみなさんすみません。
行きは、怪我を考えてくれた本間理事長の運転で、千葉まで、7時半に池袋を出たが、首都高が込んでいいて、10時の会議にギリで間に合った。セーフ!
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「関ブロ都県代表者会議」。
関東、静地区の各地区の代表者が集まって会議をする。関ブロ事務局は、都図研と都中美が2年交代で運営している。今年度から2年間都中美で運営する。広域の研究組織としては、一番しっかりした組織であるが、近年の傾向としては、各地区の人員の弱体化を示し始めている。連携の存続を真剣に模索する時期がきているようだ。来年度は、「静岡」で行う。
また、全造、各大学研究会から「中学校の美術科教員の配置に関する要望書」が、各地区教育委員会に配布するように手配されていた。
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都図研の役員の皆さん。都図研の役員は、都図研の運営だけでなく、関ブロや全造の運営の中核をなしてきた。今回は、関ブロと全造が合併の大会で、全造の事務局は時任先生がおこなっている。
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「都県代表者会議」が終わると全造連の「各校種別の会議」がある。こちらは「全国小学校図画工作教育連盟」の年1回の定例の会議である。事務局は、浜方先生。運営、進行は彼がひとりで、取り仕切っている。
この日のメインは、横内先生コーディネイトの「パネルディスカッション」。パネラーは、穴澤氏(美育文化)、河野路先生。南先生。テーマは「図工をひらくもの〜アート・プロジェクトって何〜」。
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もともとこのテーマはぼくが『美育文化』誌の特集をもとに企画したもの。しかし、怪我のため、横内先生が急きょ、再構成して、コーディネイトしてくれた。忙しい中ほんとうにありがとうございました。
現在、さまざまな地域で、アートのプロジェクトが開催されている。昨今の図工教育の弱体化に反比例して、こうした傾向は、盛り上がっている。
穴澤氏の指摘では、これまで芸術教育は、個の教育、自己表現が重視されてきたが、このところ、他者理解という理念のなかで、コミュニケーションを重視する方向性を見せ始めているが、これは何を意味するのか。また、それらが「至上主義」になった時、危険な様相を見せ始めるのではないか。という指摘から始まり、河野先生の連携授業の実践紹介や南先生の図工の活動の核を見据えながら、他の領域と連携を広げながら活動することで、図工を開くという視点を語りはじめたところで、時間切れとなってしまった。
難しいテーマであったが、横内先生の采配で、最近の図工の傾向の一端を垣間見ることができなのではないだろうか。パネラーの皆さんには、時間が少なく、もどかしい思いをさせてしまったかもしれないが・・・・ひとりあと1時間はしゃべりたかったのではないかと思います・・・・お忙しい中、資料なども準備していただき、ほんとうにありがとうございました。
もう少し突っ込んだ討議の機会を設けることが必要ですね。
また、今回は、40名以上の参加者があり、全小図連立ち上げ(鈴石先生)のときには、3〜4名の参加者も、年々、少しずつではあるが、増えつつある。本当は図工の活性化のためには、「全小図連大会」というものが必要なのかもしれません。
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「全体会」。せっせと記録写真を撮る時任事務局長。全造は慢性的人手不足なので、何役もこなす。「全造HP」に記録はアップされると思います。
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「全体会」の舞台。向こう側は歴代千葉県造形研究会の来賓。手前は、主催者の席。すごい数です。
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全体会の永関全造委員長と牧井関ブロ理事長のあいさつ。
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全体会での「千葉大会の研究報告」。千葉は、比較的に研究組織がしっかりしている模様。こうした大きな大会を開催する地力がある。午前の段階で800人を超える参加者数があった。明日は研究授業・分科会があるので、もっと増えるであろう。東京からは、大道先生も参観されていました。
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休憩時間。来年度の「全造・福島大会」の天形先生(福島大学)と時任先生雑談。鈴石先生はエネルギッシュに、作品取材、「おっ、この作品は、いいんじゃない」。そこには、厳しい作品観がある。
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「指導講評」文部科学省、村上尚徳先生。続いて「大会記念講演」、藤沢英昭先生(千葉大学教授)講演。テーマ「造形教育のこれまでとこれから」。退官を記念しての講演会であった。戦中、戦後、現在の動向を通じて、造形教育が行ってきたことを、スライドを通じて、ザックバランな語り口で話された。氏は、平成元年の西野範夫先生と組んで「新しい教育観」を持ち込んだひとりである。その人柄から、氏を慕う、多くの教え子が会場にいた。戦後中ごろから、現在まで、ぼくらからみると、「造形教育」は、「デザイン派」に主導、占有されてきたのがよくわかりますね。
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最後に「全造連・代議員会」。各地区からの代議員会が集まり、協議を行う。全造連は、組織が大きすぎ、いまだ安定しない組織でもある。というか、「造形美術教育」の致命的な組織力のなさがそこにある。「科学」とはおおちがいです。
「代議委員会」は、昨年も「ブロック制」を提案したが、なかなか浸透しない実情がある。
各県の役員が年毎入れ替わってしまう。また、各県の組織も弱体化しつつ傾向にあることや全国組織がもう一つあることにも起因する。











