子どもの豊かな育ちのために!
H21年度は、次期改訂へのはじめの一歩
東京都図画工作研究会
会長 辻 政博(文京区立青柳小学校)
昨年度は、東京都図画工作研究会(略称=とずけん)の「創立60周年事業」に際して多くの関係者の皆様に多大なご協力、ご支援を賜り、盛大にさまざまな事業を展開することができました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
さて、H21年度もいよいよ幕を明けました。昨年は「新学習指導要領」の告示があり、また「解説」なども出され新教育課程への対応が中心となりました。ここ2年は、H23年度の「完全実施」に向けた移行措置のなかで、具体的な教育課題に対応していくことが課題となります。また「時間数」は、据え置きの状態でしたが、他教科が「増」のなかでは、実質「減」の状況と言えます。(実はH24年完全実施の中学校では、選択の時間が美術の時間に繰り込めなくなり、実質的持ち時間数減少によって、「美術教師」の非常勤講師対応が進むと危惧されています。H24年あたりは、次期改訂への大きなポイントになるでしょう。H28告示も予想されます)
都図研は、「東京都小学校教育研究会連合」(体育・算数など13の教科研究会の都レベルの連合体)に属する教科研究団体です。そこから配布される予算を基に活動しています。したがって、東京都の図工専科、約1300人は、必然的に会員となるシステムとなっています。(個人から会費は徴収していません)
都図研は、図画工作教育の専門性やそれにともなう様々な教育課題を研究していく団体です。教科の専門性を高めるために、会員の皆様にぜひご参加していただきたいと思います。そのことが「子どもの豊かな育ち」に直結していきます。このところ図工教師の「世代交代」が、一層進んでいるように思います。若い世代の図工専科の仲間が急激に増えています。若い図工の先生方の「指導力向上」が、今後の図画工作教育の発展を支えていくと言っても過言ではありません。
また、都図研は「内部に向かって」の研究・研修もさることながら、教育界「外部」の方々の英知をお借りし、図工教育の活性化も図っています。社会(世間)の図工に対する意識改革が将来に向かって、より充実した図工教育をもたらすことになるからです。H21年度の活動の柱としては、以下の視点が考えられます。
- 教科研究・研修の一層の充実(若い世代をターゲットにした研究・研修機会の充実)
- 外部との連携による図工教育の活性化(美術館連携鑑賞教育研究、谷川俊太郎プロジェクト、越後妻有プロジェクト、∞のこどもたち、小中連携研修への協力など)
- 「組織検討員会」による都図研活性化のための組織の分析と対応
- 図画工作教育関する情報の発信と提供
今年度も、次期改訂も視野に入れながら、皆様と協同し、子どもの豊かな育ちを願いながら、図工教育の魅力や価値を高めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
中間世代のオヤジとして副会長 福岡 貴彦(調布市立第三小学校)
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研修局
研修局長 上野千絵子
テーマ「図工で培う力を考える」
−新指導要領に根ざした授業改善をめざして−
今年度のテーマとして、上記のような移行期における教育計画や指導の工夫等の内容で研修会を企画します。今年度も授業公開を通して、子どもと授業者の関係や子どもの姿にまなざしをむけた研修を行っていこうと考えています。研修Ⅰは、6月に新人研修会を行います。新人の方の立場に立って、どのような研修会が望まれているのかを考えながら、研修会の内容を企画中です。5月中旬に募集要項を出します。新人(経験年数10年未満)の方、申し込みをお待ちしています。
研修Ⅱは、9月に行います。じっくりと授業・教師・子どもについて学び、考えていかれるような研修会にしていきたいと思っています。
研修会Ⅰ:新人研修会
6月19日・目黒区立五本木小学校
授業1 |
鈴木陽子 先生
(目黒・五本木小) |
|---|---|
授業2 |
笠 雷太 先生
(大田・赤松小) |
授業3 |
村井純平 先生
(八王子・川口小) |
講 師 |
矢木 武 先生
(元都図研会長,学芸大学講師) |
研修会Ⅱ
9月25日・目黒区立向原小学校
授業者 |
横内克之 先生
(新宿・花園小) |
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講 師 |
検討中
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研究局
研究局長 岡田京子
今年度の研究局は新人2名を迎え23人でスタートしました。テーマは、昨年に引き続き「子どもにアートが生まれるとき 子どもの夢中へとつづく道」です。
昨年度は、「まずは、子どもの姿から」ということで、授業の中で見られる子どもの姿をじっくりみることから始めました。このことを通して、子どもの育ちをしっかりと見据えながら授業展開を図る姿勢が定着してきました。今年度は、理論が先走らないように常に子どもの姿に戻りながらも、図工ならではの授業展開、場の設定、造形性といったことをこれまで以上に意識したいと考えています。そしてそこから、一歩踏み込んだ題材、また、子どもが身体を使ってものとかかわりながらつくりだす題材を開発・研究していくことをめざします。
今年度の主な活動は、「授業研究」「公開授業(9月15日)」「美術館連携鑑賞研修会(6月11日、26日)」です。
12月の都図研「城北大会」でも、城北地区の方々と共に研究を深めていきたいと思っています。また、WEB上での「題材集」も引き続き掲載していく予定なのでご活用下さい。
研究局では、みなさんと一緒に子どもの表現を語りあえる場をつくりたいと願って活動しています。ぜひ、公開授業や研修会に積極的にご参加頂き、一緒に子どものこと、図工のことを考えていきましょう。
越後妻有アートトリエンナーレ2009
本年夏、北川フラムさんが総合ディレクターをされている大地の芸術祭「越後妻有アートトリエンナーレ2009」が開催されます。前回2006年都図研ツアーでは、多くのご参加をいただき、たいへんなご好評を頂きました。そこで本年も引き続き都図研鑑賞研修ツアーを行うことになりました。
日時 |
平成21年8月7日(金)・8日(土)の1泊2日
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|---|---|
行き方 |
貸し切りバス
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日程[予定] |
7日(金)
AM.都内集合〜トリエンナーレ鑑賞[北川さんのガイド]シンポジウム 〜 交流会など
8日(土)
PM. トリエンナーレ鑑賞 |
宿泊先 |
林 屋
〒949−8466 新潟県十日町市山崎己1463〜子 TEL025−763−2016 FAX025−763−2865 |
費用 |
¥17,000円[予定](交通費・宿泊費・パスポート代等込み)
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申込方 |
参加を希望される方は5月18日(月)に参加申込書が都図研HPにアップされます。記入をして事務局:伊藤までFAXしてください。締切は5月29日(金)までとさせていただきます。
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葛飾区立二上小学校 伊藤貴光 tel:03-3694-1360 fax:03-5698-1736
また、アートトリエンナーレ2009の詳しい情報についてはインターネット等でご覧ください。
当日、東京から新潟妻有への移動、そしてトリエンナーレの会場の移動等は貸切バスで行います。参加人数の関係で費用が変わりますので現段階で詳細はわかりません。全ての内容・参加人数等が6月中に決まりますので、でき次第参加者のみなさんにはツアー予定表をお送りします。参加申し込みの確認ですが、ツアー予定表の発送をもって確認とさせていただきます。ご質問などありましたら、伊藤までご連絡ください。
「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」のホームページ
おもな活動予定
5月 |
12日・・・理事研究会(文京:青柳)
研修Ⅰ申込受付
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6月 |
11日、26日・・・美術館連携鑑賞研修会
19日・・・研修Ⅰ(目黒:五本木)
谷川絵本発行
都県代表者会議
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7月 |
7日・・・理事研究会(調布:三)
研修Ⅱ申込受付
谷川絵本展覧会(CCAA)
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8月 |
25日・・・小中連携研修(中野:九中ほか)
越後妻有アートトリエンナーレ
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9月 |
8日・・・理事研究会(目黒:五本木)
15日・・・公開授業(品川:平塚)
25日・・・研修Ⅱ(目黒:向原)
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10月 |
※城北大会最終案内
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11月 |
26〜27日・・・全造連「関ブロ千葉大会」
26日・・・全小図連総会
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12月 |
4日・・・都図研城北大会(板橋:成増)
15日・・・理事研究会臨時総会、役員選挙(新宿:落合六)
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1月 |
都図研活動報告書編集開始(各局報告書まとめ開始)
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2月 |
12〜19日・・・都展(東京都美術館)
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3月 |
9日・・・理事研究会総会(文京:青柳)
H21都図研活動報告書発行
組織検討委員会第一次報告
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